前回はデータ・メモリに格納したサイン波形の係数を今回はプログラム・メモリに入れ直す事を考えます。
一応デバイスメーカから下記の命令語が用意されています。

@: TBLWTL Wm,[Wn]  

動作は Wmの 16bit情報を Wnで指定されたプログラムメモリ・アドレスに書き込むで宜しいかと・・・(何だ、簡単じゃん)
そうです、此の命令がスムーズに動けばオシマイです。
でも世の中はソンナ簡単には行きません。
マズ、書き込み先のアドレス内はクリアか?が問題になります。
もし重要な内容が入っていて、上書きされたらエライ事になります。
其処で下記の命令語を使って調べました。

@: TBLRDL [Wn],Wm

動作は Wnで指定されたプログラムメモリ・アドレス内の 16bit情報を、読み出して Wmに格納で宜しいかと・・・

此れを使ってシラミツブシに調べた結果は、条件にも寄りますが 0x1000~0xABFEは空いているようです。(良かったな~)
でも此の「条件」が実は大問題で、今回の様に tapが少ない時は良いのですが 1000,2000,5000tap等と多くなると、其の tap数の内容を表示するプログラムで0x0400辺りからプログラム・メモリが埋まっていきます。
と云う事で今回の 5tap分の係数はプログラム・メモリの 0x2000から格納します。

次回に続く・・・

by    JA1QVM

パクる人は自己責任で宜しく