離散コサイン変換?の結果として得られた、怪しげな櫛形フィルタを呆然と眺めています。
キャプチャDFT-120-N=14
「う~ん 160Hzステップでは音声に対応できないよな~」・・・
でも此れ以上はデバイスの限界に達している様なので無理です。

※(データメモリの限界についてはプログラムメモリを使う手があります)
※(演算時間の限界についても FFTの手法があります)
※(つまり限界は当人「私」の頭の中身です)

其処で考え方を変えてみましょう。
コサイン変換をスペクトル・アナライザとして使うのなら 2π/120の回転因子を全て60個の連続使用になります。
しか~し、櫛形フィルタの様に所々だけを間欠して使う場合
(・・・2では 14個)60個の内、かなりの隙間部分の演算は必要ないのでは・・・
しかも、演算量が 1/3になれば 2π/360にしても収まる筈です。
たぶん分解能も 3倍になるかな~(淡い期待です)
早速、挑戦してみました。

2π/360の内、適当な1個を選び・・・
キャプチャCOM--20--360s-
凄い切れ味(分解能)ですね!

そして設定を色々変えて 18個並べてみました。(18個が限界)
キャプチャCOM--18-360s-
物事はヤって見るもので、ビックリポンです。

因みに、基本周波数(100Hz)は瞬時に可変可能です。
もし入力音声周波数に追従する事が可能ならば・・・素晴らしい事ができそう。

by    JA1QVM